最悪です~(;_;
書きかけていた前のこのページを削除してしまいました(-_-;)
まだ、そんなに書いていた訳ではありませんが・・・
書き直さなければならない・・・と思うと少し・・・(ーー;)
少しの間、前後することになりますが・・・頑張って追い付き
ますので、それまでお待ち下さいm(__)m
どら。
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――――― 第 5 場 ―――――
カーテン開く。と、孤島の島。
畑仕事の途中の村人たち。
その時、ヴィンタ、駆け込んで来る。
ヴィンタ「大変だー!!(慌てて。)でっかい船が港に入ったぞー!
!」
ジュリア「海賊船!?」
ヴィンタ「分からない!!」
村人たち集まって来て、口々に大騒ぎして
いる。(手には鍬や鎌など。)
村長、ジェロラモ出て来る。
ジェロラモ「船が寄港したと?」
ヴィンタ「あ、村長!!そうなんです、港にでっかいのが!!」
ジェロラモ「皆の者、落ち着くのじゃ。」
ウーゴ「一体誰が乗っているのかね、その船に。」
ボルソ「どうせ俺らには関係のない族さ!」
アンジェラ「じゃあなんでこの島に?」
ボルソ「知らないさ、そんなこと。」
その時、ジョバンニ、マルコが担ぐ担架に、
フランドル横たわり登場。
側にはグリエルモ、ロドリーゴ、数人の兵たち
が続く。
村人たち、その光景に驚きの声を上げる。
グリエルモ「(慌てた様子で。)医者はいるか!?頼む!!怪我人
がいるんだ!!手当てを!!」
ロドリーゴ、横で頷いている。
村人たち口々に“怪我人だって”など、
騒いでいる。
兵たち、一様に不安気な面持ちで。
グリエルモ「島長は!?」
ジェロラモ「(前へ進み出て。)わしじゃ。」
グリエルモ「頼む!!かなりの深手を負っているんだ!!次の島
までは持たない!!」
ロドリーゴ「お願いです!!」
ジェロラモ「この島には、重病人を診るような偉い先生はおらんの
じゃが、それでもよければ・・・」
ジェロラモの言葉を遮るようにして、どこからか
占い師の老婆(アグネス)が、出て来る。
アグネス「駄目じゃ!!駄目じゃ!!その男を村の中に入れては
いかん!!災いが起こるぞ!!その男が死神を連れて
来るのじゃ!!」
ジェロラモ「アグネス・・・」
アグネス「駄目じゃ!!余所者を入れてはいかん!!」
ジェロラモ「ヴィットリオ!アグネスをどこかへ連れて行け。」
ヴットリオ「(アグネスに近寄って、腕を掴む。)ほら!余計なことを
口走ってると、島追い出されるぞ。」
アグネス「その男は疫病神じゃ!!入れてはいかん!!誰かが
死ぬぞ!!」
ヴィットリオ、アグネスを引き摺るように
連れて行く。
ジェロラモ「すまんな、あの老婆はいつもああなんじゃ。余所者が
立ち寄ると大騒ぎをする。」
グリエルモ「それより傷の手当を!!」
ジェロラモ「(思い出したように。)おお、そうじゃ。ビアンカ!おまえ
の家で手当てを!」
ビアンカ「はい。アリアナ!」
どこからか素足のアリアナ、微風の如く
駆け込んで来る。
グリエルモたち、一瞬驚いてアリアナを
見詰める。
グリエルモ「この人たちは・・・?」
ジェロラモ「この村で、唯一医者と呼べる親子じゃ。」
グリエルモ「では・・・お願いします!!」
アリアナ「こちらへ・・・」
グリエルモたち、アリアナ、ビアンカ
について、出て行く。
ジェロラモ「(出て行くのを見計らって。)さぁ、みんな仕事に戻るの
じゃ。」
アントニオ「(呆然とアリアナたちが出て行った方を眺めている、
ジュリオに近寄り、肩を叩く。)よお、どうしたジュリオ。」
ジュリオ「(振り向いて。)アントニオ・・・」
アントニオ「アリアナのことが心配か?(嬉しそうに。)」
ジュリオ「(慌てて。)馬鹿言え!!」
アントニオ「素直じゃないね。いい男があんな大勢来たんだ。日焼
けした逞しい体躯の・・・。村の女たちの目つき見たか?
」
ジュリオ「おまえはどうなんだよ!ジュリアのことでも心配してろ!」
アントニオ「なぁに、おまえの妹は俺に夢中だから大丈夫さ!おま
えみたいに片思いじゃないからな。」
ジュリオ「面白くない奴だぜ、全く!」
アントニオ「(声を上げて笑う。)悪かったな。」
ジュリオ「ジュリアも男を見る目がないぜ。」
アントニオ「おいおい、そりゃないだろ。」
ジュリア「(2人に近寄って。)兄さん、アントニオ、何の話し?」
ジュリオ「ジュリア、おまえはまだまだ子どもで、男と付き合うのは
早いって話しさ。」
ジュリオ、ジュリアの肩を抱いて行こうとする。
アントニオ「おい、待ってくれよ!(慌てて2人の後を追い駆ける。)」
暗転。
――――― 第 6 場 ―――――
絵紗前。
ビアンカ、アリアナの家。
手当てを終えたところのように、ビアンカ、
ベッドの上のフランドルにシーツを掛けて
立ち上がる。
心配そうに、回りにはグリエルモたち。
アリアナ、フランドルの傍らへ寄って来て、
腕を持ち、脈を測る。
グリエルモ「どうですか!?」
ビアンカ「かなり傷は深いようですが、ここでできる手当ての最善
は尽くしました。多分、もう大丈夫でしょう・・・。でも、暫く
は絶対、安静にしていなければいけません。」
グリエルモ「では、直ぐに発つと言うことは・・・」
ビアンカ「無理です。彼を殺したいのなら別ですけど・・・」
グリエルモ「殺し・・・!?」
ビアンカ「アリアナ、側についていなさい。」
アリアナ「はい・・・」
ビアンカ、出て行く。
グリエルモ、フランドルに近寄り、傍らの
椅子に腰を下ろす。
グリエルモ「(溜め息を吐いて。)よかった・・・おまえが死んでしま
わなくて・・・」
フランドル、気付く。
グリエルモ「気が付いたか!?」
兵たち口々に「隊長!!」
アリアナ「お話しは少しだけにして下さい。」
フランドル「・・・生きてるのか・・・」
グリエルモ「当たり前だ!!全く、驚かしやがって!!」
フランドル「畜生・・・なんだってこんな時に・・・!!」
アリアナ「興奮させないで下さい。傷口が開いたら大変です。」
グリエルモ「すまない。落ち着けフランドル・・・」
フランドル「(アリアナを認めて。)・・・彼女は・・・?」
グリエルモ「おまえの命の恩人の一人だ・・・。」
フランドル「(興味を示さず。)・・・まさか味方の中にスパイがいた
とは・・・。あの男は処刑したか・・・?」
グリエルモ「ああ、あの場で直ぐに。兎に角、俺たちは一度戻って
皇帝に会って来る。おまえはここで暫く大人しくしてろ。」
フランドル「俺も戻る!!(体を起こそうとして、痛みに倒れる。)」
グリエルモ「無茶だ!!死んでしまってもいいのか!!」
フランドル「構わない!!」
グリエルモ「馬鹿野郎!!おまえが死んだらどうなる!!折角ここ
まで、おまえの夢に賭けて一緒にやってきた俺たちを、
見捨てるのか!!」
ジョバンニ「隊長!!暫くの静養をお願いします!!」
グリエルモ「後のことは俺たちに任せとけ!!」
フランドル「・・・畜生・・・!!分かったよ・・・グリエルモ・・・。頼んだ
ぞ・・・兵たちが混乱しないように・・・。折角まとまってい
るんだ・・・。(兵たちの方を見て。)お前たちも頼んだぞ
・・・。」
グリエルモ「分かっている。勇将の下に弱卒なしと言うだろう。さぁ、
眠った方がいい・・・。」
フランドル「ああ・・・(目を閉じる。)」
グリエルモ「(溜め息を吐いて。一時置いて、立ち上がる。アリアナ
に近寄って。)じゃあ俺たちはこれで行くが、こいつの
ことを頼む。一応、部下を2人置いて行くから、何でも
言いつけてくれ。マルコ!ロドリーゴ!」
マルコ、ロドリーゴ「はっ!」
グリエルモ「頼んだぞ!」
暗転。カーテン閉まる。
――――― “フランドル”3へつづく ―――――
やっと追いつき追い越しました~"^_^"
どら。
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(どら余談^^;)
今まで、このグーグル版“ワールド”で、公演動画をご覧頂いて
いましたが、パソコンの状態のせいか・・・私のパソコン無知の
せいか・・・どうしても、以前のように投稿することが出来ず、
今回、試行錯誤の末、ヤフー版“リトルパイン”のページで、
ご紹介することに変更させて頂きました(^^;)
またよければ、そちらのページの方も、他ページ同様、ご覧に
なりにいらして下さいm(_ _)m
脚本ページは今まで通りですので、引き続きヨロシクお願い
致します(^-^)
http://milky.geocities.jp/little_pine2012/index.html
http://blog.goo.ne.jp/ritorupain2005
http://blogs.yahoo.co.jp/dorapontaaponta
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