“光の国のエリオット”をご紹介致します(^.^)
なかなか男前でやんちゃなエリオットくん、演じててとても
発散できた作品であります^_^;
2010年春公演“光の国のエリオット”(本舞台)より。
(左)エリオット (後左)ミミ (後右)ポポ
<主な登場人物>
エリオット ・・・ 光の国の王子。
ポポ ・・・ エリオットに仕える。犬。
ミミ ・・・ エリオットに仕える。猫。
じいや ・・・エリオットに仕える。
マルコ ・・・光の国に住む少年。
マルコの母
闇の国の魔女
その他
― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪
音楽流れ、幕は開く。
――――― 第 1 場 ――――― A
上手より、エリオット(光の国の王子。)剣を振りかざし登場。
エリオット「ポポ!!ミミ!!さぁ、どこからでもかかってこい!!
この僕が皆まとめて成敗してやる!!」
ポポ、ミミ上手より走り登場。
ポポ「エリオットー!!ちょ・・・ちょっと待ってくれワン!!」
ミミ「エリオットー!!エリオットには誰もかなわないわ!!
よく分かってるから、もう少し手加減して欲しいニャア!!」
エリオット「さぁ、愚図愚図言ってないで、さっさと来い!!」
エリオット「やあっ!!」
ポポ「ワン!!」
エリオット「はっ!!」
ミミ「ニャアッ!!」
ポポ「エリオット!!ちょっとくらい手を抜いて欲しいワン!!」
ミミ「エリオットが強いことは、よく分かったニャア!!」
エリオット「そんなことはどうでもいい!!手を動かせ!!」
エリオット歌う。
“広い地上 僕のものだ
力あれば 何でもできる”
ポポ「分かった・・・分かったワン!!」
ミミ「よーく分かったニャア!!」
エリオット「よし!!じゃあ、おまえ達にもっと剣の稽古を
つけてやる!!」
ポポ、ミミ「えーっ!!」
じいやの声「王子!!王子様!!」
エリオット「じい?」
下手より、じいや登場。
じいや「エリオット様!!またそんな物を持ち出して、悪戯を
しておるのですな!!」
エリオット「悪戯なんか・・・!!」
じいや「そんな悪戯をするお暇があるのでしたら、少しは
ご自分の国を見回ってこられたら、人々の暮らしも
分かると言うもの・・・」
エリオット「そんなことは、じいに任せる!」
じいや「王子様!!じいに任せると言われても・・・!!
ポポ!!ミミ!!おまえ達2人揃って、王子と一緒に
なって悪戯をしておるとは!!」
ポポ「あ・・・いや・・・じいや様・・・僕達はその・・・ワン・・・。」
ミミ「私達はエリオットに無理矢理・・・ニャア・・・。」
じいや「エリオットとは何じゃ、エリオットとは・・・!!王子様と
お呼びせんか!!」
ミミ「あ・・・はいニャア・・・。」
エリオット「まあまあ、じい。そんな目くじらを立てて怒らなくても
いいだろ?」
じいや「王子様!!」
エリオット「そんなに怒ると、血管が切れて倒れても知らないぞ。
(笑う。)」
じいや「エリオット様!!エリオット様が王子様然としておられた
なら、このじいはもっと長生きできるかも知れませんわい
!!」
エリオット「じい!僕はいつでもいい子です!!行くぞ、ポポ!!
ミミ!!」
エリオット、上手へ走り去る。
ポポ、ミミ「あ!!エリオット様!!」
じいや「王子!!・・・全く・・・。ポポ、ミミ・・・おまえ達2人は、
心して王子様のお側に仕えるのじゃ。あのお方は、
いずれこの国の王となられるお方・・・。もう少し
自覚を持ってもらわねば・・・。頼んだぞ・・・。」
ポポ「勿論ですワン!!」
いいだろ?」
じいや「王子様!!」
エリオット「そんなに怒ると、血管が切れて倒れても知らないぞ。
(笑う。)」
じいや「エリオット様!!エリオット様が王子様然としておられた
なら、このじいはもっと長生きできるかも知れませんわい
!!」
エリオット「じい!僕はいつでもいい子です!!行くぞ、ポポ!!
ミミ!!」
エリオット、上手へ走り去る。
ポポ、ミミ「あ!!エリオット様!!」
じいや「王子!!・・・全く・・・。ポポ、ミミ・・・おまえ達2人は、
心して王子様のお側に仕えるのじゃ。あのお方は、
いずれこの国の王となられるお方・・・。もう少し
自覚を持ってもらわねば・・・。頼んだぞ・・・。」
ポポ「勿論ですワン!!」
ミミ「任せて下さいニャア!!」
その時、遠くで不気味なカミナリの轟音が聞こえ、
辺りが薄暗くなる。
ミミ「あら?」
ポポ「どうしたんだろう急に・・・ワン。」
ミミ「何だか嫌な感じニャア・・・」
じいや「・・・王様・・・?」
家臣の声「じいや様ー!!じいや様ー!!」
息を切らせながら、下手より家臣、走り登場。
じいや「どうした!?」
家臣「大変です!!王様が!!」
じいや「何!?」
家臣「闇の国の魔女に、毒草を盛られて・・・!!」
じいや「毒草を盛られただと!?」
その時、カミナリの音が轟く。
魔女の声(エコー)「(笑う。)うまくいったわ・・・。こんな簡単に
引っ掛かるとは・・・。(笑う。)今まで、我々
闇の国の者にとって、光の国の王が放つ
明るい輝きが、どれ程、邪魔な物だった
ことか!!それも後少し・・・王の力が
なくなった時・・・この国も我ら闇の国の
ものとなろう・・・。(笑う。)」
(ポポ、ミミ下がる。)
じいや「これは大変なことになったわ・・・。一体どうすれば・・・」
その時、上手よりエリオット、走り登場。
エリオット「じい!!」
じいや「王子様・・・!」
エリオット「父上のことは聞いた!!どうすれば父上は助かる
んだ!?毒を消す方法が何かあるんだろ!?
じいなら分かるんじゃないのか!?」
じいや「それが・・・」
エリオット「何だ!?ハッキリ言え!!」
じいや「・・・闇の国の魔女の毒を消す為には・・・闇の国に
行かなければならんのです・・・。」
エリオット「闇の国に・・・?」
その時、遠くで不気味なカミナリの轟音が聞こえ、
辺りが薄暗くなる。
ミミ「あら?」
ポポ「どうしたんだろう急に・・・ワン。」
ミミ「何だか嫌な感じニャア・・・」
じいや「・・・王様・・・?」
家臣の声「じいや様ー!!じいや様ー!!」
息を切らせながら、下手より家臣、走り登場。
じいや「どうした!?」
家臣「大変です!!王様が!!」
じいや「何!?」
家臣「闇の国の魔女に、毒草を盛られて・・・!!」
じいや「毒草を盛られただと!?」
その時、カミナリの音が轟く。
魔女の声(エコー)「(笑う。)うまくいったわ・・・。こんな簡単に
引っ掛かるとは・・・。(笑う。)今まで、我々
闇の国の者にとって、光の国の王が放つ
明るい輝きが、どれ程、邪魔な物だった
ことか!!それも後少し・・・王の力が
なくなった時・・・この国も我ら闇の国の
ものとなろう・・・。(笑う。)」
(ポポ、ミミ下がる。)
じいや「これは大変なことになったわ・・・。一体どうすれば・・・」
その時、上手よりエリオット、走り登場。
エリオット「じい!!」
じいや「王子様・・・!」
エリオット「父上のことは聞いた!!どうすれば父上は助かる
んだ!?毒を消す方法が何かあるんだろ!?
じいなら分かるんじゃないのか!?」
じいや「それが・・・」
エリオット「何だ!?ハッキリ言え!!」
じいや「・・・闇の国の魔女の毒を消す為には・・・闇の国に
行かなければならんのです・・・。」
エリオット「闇の国に・・・?」
じいや「はい・・・。闇の国の森の奥深く・・・闇の中に咲く、
ただ一輪の白い花・・・その花を取って煎じて飲ませ
れば、闇の国の魔女の毒は、綺麗に消し去ることが
できるのです・・・。」
エリオット「白い花・・・。分かったじい!!僕がその白い花を
取りに、闇の国へ行って来る!!」
じいや「王子!!そんな無茶な!!それに我々、光の国の
人間が、闇の国に留まることのできる時間は限られて
おるのですぞ。光の国の者が、1歩足を踏み入れた
その時から、闇の国と光の国を隔てる、重く大きな扉が、
閉まり始めるのです。その扉が一度閉まってしまえば
・・・我々光の国の人間は二度と・・・闇の国の外へは
出られないのですぞ!!」
エリオット「出られない・・・でも・・・無茶でもなんでも僕は行く
・・・!!このまま黙って父上の光を消すことなど
できるものか!!それに・・・この光の国を、真っ暗
な闇の国にすることはできない・・・。僕が行かない
で、誰が行くんだ!!」
じいや「王子様・・・!!(下がる。)」
(エリオット残して、場面変わる。)
音楽流れる。
――――― 第 1 場 ――――― B
エリオット「父様・・・僕が・・・僕が必ず毒を消す・・・白い花を
持って帰って来ます・・・。だから・・・だからそれまで
どうか・・・!!」
エリオット歌う。
“僕は旅に出る あの空の下
遥か彼方へと続いてる道
白い花を探して 1人で向かう
怖いものはないんだ
勇気と剣を持て
遥かな空 目指して進もう
後ろを振り向くな
恐れはない
ただ1人旅に出る あの空の下
手に入れるものは ただ1つだけ
力を込めて
目指す場所は分かった
大地を踏み締めよう
続いた空 どこまでも行こう
1人で怖くない
勇気溢れる
願いはただ1つだけさ
見つける白い花
叶えたまえ・・・”
その時、下手よりポポ、ミミ走り登場。
エリオットの横へ跪く。
ポポ「エリオットワン!!」
ミミ「エリオット王子ニャア!!」
エリオット「ポポ・・・ミミ・・・」
ポポ「僕達も一緒に行くワン!!」
ミミ「勿論よニャア!!」
エリオット「一緒に・・・!?」
ポポ「僕らは、いつでも王子のお側に仕える者ワン!!」
ミミ「何があっても、王子のお側を離れる訳にいかない
ニャア!!」
エリオット「・・・おまえ達、今からどこへ行くのか分かって
るのか!?」
ポポ「闇の国・・・」
ミミ「王様を助ける為に、毒消しの花を探しに行く・・・」
エリオット「だったら・・・!!」
ポポ「だったら?」
エリオット「無事に光の国へ、帰って来れるかどうか分から
ないんだぞ!!」
ミミ「そんなこと百も承知よニャア!!」
エリオット「だったら尚更・・・!!」
ポポ「そんな危険な所へ、王子1人で行かせられないワン!!」
エリオット「おまえ達・・・」
ポポ歌う。
“僕は旅に出る あなたと共に
力を合わせるんだ
何があっても”
ミミ歌う。
“あなたの側にいるわ
それこそ役目
怖いものはないわ
あなたがいるから”
エリオット「ポポ!!ミミ!!僕に力を貸してくれるかい!?」
ポポ「勿論だワン!!」
ミミ「決まってるわニャア!!」
エリオット「何があるか分からないんだぞ!?」
ポポ「僕らは王子をお守りするのが役目だワン!!」
ミミ「何があっても王子と一緒よニャア!!」
エリオット「ポポ・・・ミミ・・・うん!!僕におまえ達の命を預け
てくれ!!」
ポポ、ミミ歌う。
“生まれ落ちた その時から
あなたに仕えると
心に決め育ってきた
ただ一輪の白い花・・・その花を取って煎じて飲ませ
れば、闇の国の魔女の毒は、綺麗に消し去ることが
できるのです・・・。」
エリオット「白い花・・・。分かったじい!!僕がその白い花を
取りに、闇の国へ行って来る!!」
じいや「王子!!そんな無茶な!!それに我々、光の国の
人間が、闇の国に留まることのできる時間は限られて
おるのですぞ。光の国の者が、1歩足を踏み入れた
その時から、闇の国と光の国を隔てる、重く大きな扉が、
閉まり始めるのです。その扉が一度閉まってしまえば
・・・我々光の国の人間は二度と・・・闇の国の外へは
出られないのですぞ!!」
エリオット「出られない・・・でも・・・無茶でもなんでも僕は行く
・・・!!このまま黙って父上の光を消すことなど
できるものか!!それに・・・この光の国を、真っ暗
な闇の国にすることはできない・・・。僕が行かない
で、誰が行くんだ!!」
じいや「王子様・・・!!(下がる。)」
(エリオット残して、場面変わる。)
音楽流れる。
――――― 第 1 場 ――――― B
エリオット「父様・・・僕が・・・僕が必ず毒を消す・・・白い花を
持って帰って来ます・・・。だから・・・だからそれまで
どうか・・・!!」
エリオット歌う。
“僕は旅に出る あの空の下
遥か彼方へと続いてる道
白い花を探して 1人で向かう
怖いものはないんだ
勇気と剣を持て
遥かな空 目指して進もう
後ろを振り向くな
恐れはない
ただ1人旅に出る あの空の下
手に入れるものは ただ1つだけ
力を込めて
目指す場所は分かった
大地を踏み締めよう
続いた空 どこまでも行こう
1人で怖くない
勇気溢れる
願いはただ1つだけさ
見つける白い花
叶えたまえ・・・”
その時、下手よりポポ、ミミ走り登場。
エリオットの横へ跪く。
ポポ「エリオットワン!!」
ミミ「エリオット王子ニャア!!」
エリオット「ポポ・・・ミミ・・・」
ポポ「僕達も一緒に行くワン!!」
ミミ「勿論よニャア!!」
エリオット「一緒に・・・!?」
ポポ「僕らは、いつでも王子のお側に仕える者ワン!!」
ミミ「何があっても、王子のお側を離れる訳にいかない
ニャア!!」
エリオット「・・・おまえ達、今からどこへ行くのか分かって
るのか!?」
ポポ「闇の国・・・」
ミミ「王様を助ける為に、毒消しの花を探しに行く・・・」
エリオット「だったら・・・!!」
ポポ「だったら?」
エリオット「無事に光の国へ、帰って来れるかどうか分から
ないんだぞ!!」
ミミ「そんなこと百も承知よニャア!!」
エリオット「だったら尚更・・・!!」
ポポ「そんな危険な所へ、王子1人で行かせられないワン!!」
エリオット「おまえ達・・・」
ポポ歌う。
“僕は旅に出る あなたと共に
力を合わせるんだ
何があっても”
ミミ歌う。
“あなたの側にいるわ
それこそ役目
怖いものはないわ
あなたがいるから”
エリオット「ポポ!!ミミ!!僕に力を貸してくれるかい!?」
ポポ「勿論だワン!!」
ミミ「決まってるわニャア!!」
エリオット「何があるか分からないんだぞ!?」
ポポ「僕らは王子をお守りするのが役目だワン!!」
ミミ「何があっても王子と一緒よニャア!!」
エリオット「ポポ・・・ミミ・・・うん!!僕におまえ達の命を預け
てくれ!!」
ポポ、ミミ歌う。
“生まれ落ちた その時から
あなたに仕えると
心に決め育ってきた
ためらうことはない!!”
エリオット歌う。
“今 行こう!!”
ポポ「さあ出掛ける準備だワン!!」
ミミ「分かったニャア!!」
ポポ、ミミ上手へ走り去る。
エリオット「父様・・・どうか・・・どうか僕が帰って来るまで・・・
その光を消さないで下さい・・・!!」
ポポの声「エリオットー!!ワン!!」
ミミの声「早くー!!ニャア!!」
エリオット「今行くー!!」
エリオット、上手へ走り去る。
紗幕閉まる。
――――― 第 2 場 ―――――
悲しげな音楽流れ、1人の少年(マルコ)、上手より登場。
マルコ「あぁあ・・・腹減ったなぁ・・・。そういや・・・昨日から何も
食べてなかったんだ・・・。パンが食いたいなぁ・・・。
(草を食べる。)ペッペッ!!」
マルコ歌う。
“光の国で1番貧しい村に住むオイラ・・・
パンも買えず 仕事もない・・・
こんな村に未練もない・・・”
マルコ、下手へ去る。
紗幕開く。と、寂しい感じのする村の様子。
上手より、ポポ登場。
続いてエリオット、ミミ登場。
ポポ「エリオット!!光の国と、闇の国の狭間にある村に
着いたワン!!」
エリオット「この村で、剣を研いでもらうとするか。少し
休んでいこう!!」
ミミ「やったニャア!!」
マルコ、3人の様子を、下手方、木の陰から窺っている。
エリオット「さてと・・・鍛冶屋はどこだろう・・・。」
マルコ、ゆっくり3人の側へ。
マルコ「兄ちゃん、何か探し物かい?」
エリオット「(マルコを認める。)やぁ・・・。この村の子どもかい?」
マルコ「うん・・・まぁな。」
ポポ「この村に鍛冶屋はあるかワン?」
マルコ「鍛冶屋・・・?」
ミミ「エリオットの剣を研いでもらうんだニャア。」
マルコ「剣?へぇ・・・兄ちゃん、格好良い剣持ってんなぁ・・・。
オイラの父ちゃんが鍛冶屋だぜ。案内してやるよ。」
エリオット「助かるよ。ありがとう。」
4人、下手方へゆっくりと進む。
マルコ「兄ちゃん・・・」
エリオット歌う。
“今 行こう!!”
ポポ「さあ出掛ける準備だワン!!」
ミミ「分かったニャア!!」
ポポ、ミミ上手へ走り去る。
エリオット「父様・・・どうか・・・どうか僕が帰って来るまで・・・
その光を消さないで下さい・・・!!」
ポポの声「エリオットー!!ワン!!」
ミミの声「早くー!!ニャア!!」
エリオット「今行くー!!」
エリオット、上手へ走り去る。
紗幕閉まる。
――――― 第 2 場 ―――――
悲しげな音楽流れ、1人の少年(マルコ)、上手より登場。
マルコ「あぁあ・・・腹減ったなぁ・・・。そういや・・・昨日から何も
食べてなかったんだ・・・。パンが食いたいなぁ・・・。
(草を食べる。)ペッペッ!!」
マルコ歌う。
“光の国で1番貧しい村に住むオイラ・・・
パンも買えず 仕事もない・・・
こんな村に未練もない・・・”
マルコ、下手へ去る。
紗幕開く。と、寂しい感じのする村の様子。
上手より、ポポ登場。
続いてエリオット、ミミ登場。
ポポ「エリオット!!光の国と、闇の国の狭間にある村に
着いたワン!!」
エリオット「この村で、剣を研いでもらうとするか。少し
休んでいこう!!」
ミミ「やったニャア!!」
マルコ、3人の様子を、下手方、木の陰から窺っている。
エリオット「さてと・・・鍛冶屋はどこだろう・・・。」
マルコ、ゆっくり3人の側へ。
マルコ「兄ちゃん、何か探し物かい?」
エリオット「(マルコを認める。)やぁ・・・。この村の子どもかい?」
マルコ「うん・・・まぁな。」
ポポ「この村に鍛冶屋はあるかワン?」
マルコ「鍛冶屋・・・?」
ミミ「エリオットの剣を研いでもらうんだニャア。」
マルコ「剣?へぇ・・・兄ちゃん、格好良い剣持ってんなぁ・・・。
オイラの父ちゃんが鍛冶屋だぜ。案内してやるよ。」
エリオット「助かるよ。ありがとう。」
4人、下手方へゆっくりと進む。
マルコ「兄ちゃん・・・」
エリオット「ん?」
マルコ「その剣貸しなよ!持ってやるよ!!」
エリオット「え?」
マルコ「(エリオットの剣を、奪うように取り上げる。)やーい!!
この剣はオイラが貰ったぜ!!(上手へ走り去る。)」
エリオット「あっ!!」
ポポ「おい!!何するんだワン!!」
ミミ「こら!!悪ガキニャア!!」
マルコ「その剣貸しなよ!持ってやるよ!!」
エリオット「え?」
マルコ「(エリオットの剣を、奪うように取り上げる。)やーい!!
この剣はオイラが貰ったぜ!!(上手へ走り去る。)」
エリオット「あっ!!」
ポポ「おい!!何するんだワン!!」
ミミ「こら!!悪ガキニャア!!」
ポポ「追い掛けようワン!!」
ミミ「OKニャア!!」
エリオット「頼んだぞ!!」
ポポ、ミミ、マルコを追い掛けて、上手へ走り去る。
エリオット「やれやれ・・・僕としたことが・・・。まぁいいか。
それより・・・何だか寂れた感じのする村だなぁ・・・。」
その時、下手より1人の女性、ゆっくり登場。
(左より)エリオット、マルコの母、マルコ、ミミ。
少し、ピンボケぎみですが・・・お許しください<(_ _)>
人手が足りず、エリオットとマルコの母は、1人で動かしています^^;
エリオット「頼んだぞ!!」
ポポ、ミミ、マルコを追い掛けて、上手へ走り去る。
エリオット「やれやれ・・・僕としたことが・・・。まぁいいか。
それより・・・何だか寂れた感じのする村だなぁ・・・。」
その時、下手より1人の女性、ゆっくり登場。
(左より)エリオット、マルコの母、マルコ、ミミ。
少し、ピンボケぎみですが・・・お許しください<(_ _)>
人手が足りず、エリオットとマルコの母は、1人で動かしています^^;
さて、マルコに奪われた剣は一体・・・。
いやに落ち着いたエリオットですが、ちゃんと“白い花”を
見つけることが出来るのでしょうか・・・。
それでは“2”へと、つづく・・・。
― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪
“リトルパイン”ホームページ
http://milky.geocities.jp/little_pine2012/performance.html
グー版“ワールド”
http://blog.goo.ne.jp/ritorupain2005
どらワールド(・・・個人的な日記のようなものです^^;)
http://blogs.yahoo.co.jp/dorapontaaponta
見つけることが出来るのでしょうか・・・。
それでは“2”へと、つづく・・・。
― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪
“リトルパイン”ホームページ
http://milky.geocities.jp/little_pine2012/performance.html
グー版“ワールド”
http://blog.goo.ne.jp/ritorupain2005
どらワールド(・・・個人的な日記のようなものです^^;)
http://blogs.yahoo.co.jp/dorapontaaponta
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