2012年1月27日金曜日
“未来への贈り物” ―全6場― 完結編
右の方に黄色いお花・・・見えるでしょうか・・・?本当は“タンポポ”
が、欲しかったのです(-_-;)でも、どうしても100円均一で、
“タンポポ”の造花が見つからなくて・・・似て・・・なくもない、多分
これは~・・・“ひまわり”だったのではないかと・・・^^;
言葉では“タンポポ”と言っているので、「タンポポちゃうやん・・・
(-_-;)」と思わず、“タンポポ”だと思って見て下さい(^_^;)
真ん中に見えているのが、空気浄化装置の全貌ですが、全て、
100円均一で揃えた小物で作った、何とも近くで見ると・・・でも、
遠目にはよく出来た空気浄化装置ではないかと・・・^^;
中央の時計盤のようなものは、お料理コーナーで見つけたので
すが、一体本当は何に使う物なのか・・・???
針は、植木鉢に差す、ネームプレートのような物です(^_^;)
(ついでに、一番上のボタンは、色付き紙コップです^^;)
その上に、見えにくいですが、よく夜店なんかで見かける、電気
がキラキラ点灯するおもちゃが付いていて、博士の「スイッチオン」
の掛け声と同時に、団員がそのおもちゃの“スイッチ”をオンに
して、キラキラ光らせていたのですが・・・さすがに写真では、その
光っている最中・・・と言うものは見て頂けないのが残念です。
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――――― 第 6 場 ―――――
上手より、アクア博士とロボ太、話しながら登場。
ロボ太「博士・・・もう直ぐ、地球脱出ロケットの発射時刻です。」
アクア博士「ロボ太、分かっているよ。後このアルミホイルを
入れるだけで、空気浄化装置が完成なんだ。」
ロボ太「ロケットに乗り遅れたら大変ですから急ぎましょう。」
紗幕開く。と、未来の世界。(博士の研究室。) ※
アクア博士、空気浄化装置の横で、何かしている
ように。
アクア博士「後、少しだけ待ってくれ・・・。さて・・・これで準備
はOKだぞ・・・。後はスタートボタンを押して・・・。
(机の上のコップに挿してあった、一輪の枯れた
花に目をやる。)ブルーが、過去の時代から持って
帰った一輪のタンポポ・・・さっきまで綺麗に咲いて
いたのに・・・もう部屋の中でも、長くは持たないな
・・・。早く、空気浄化装置を始動してみよう。スイッ
チオン!(ボタンを押す。)」 ※1
空気浄化装置の機会音がする。
その時、下手よりブルー、走りながら登場。
ブルー「博士!!空気浄化装置は完成したの!?」
アクア博士「ああ、ブルー、目が覚めたのか。過去から戻って、
ずっと眠っていたから・・・」
ブルー「ねぇ、博士!!空気浄化装置・・・!!」
アクア博士「ああ、今スタートボタンを押してみたよ・・・」
ブルー「本当!?(窓へ走り寄り、外を見る。)・・・何も変わらな
いよ・・・」
アクア博士「可笑しいなあ・・・、これで完璧な筈なんだが・・・。」
ブルー「・・・空・・・過去で見たのと全然違う・・・。どんよりした
グレーのままだ・・・。あんなに一生懸命、協力してくれ
たのに・・・。」
アクア博士「ブルー?」
ブルー「そら・・・君達の世界を取り戻せない・・・」
ロボ太「博士、ブルー、急いでロケット乗り場に行きましょう。」
アクア博士「・・・(溜め息を吐く。)・・・ブルー・・・もう時間だ・・・。」
ブルー、落ち込んだ様子で、アクア博士の方へ
行こうとした時、机の上の枯れたタンポポに気付く。
ブルー「花・・・もう枯れちゃったんだ・・・。」
※2
その時、枯れたタンポポ、ゆっくりと元気を取り戻し
たように、頭を上げる。
音楽流れる。
ブルー「・・・え・・・?花・・・花が・・・博士!!待って!!(窓へ
駆け寄り、外を見る。)」
アクア博士「どうした、ブルー・・・?」
ブルー「博士!!やった!!やったんだ!!」
アクア博士「ブルー?」
ブルー「そら!!やったよー!!」
紗幕閉まる。
下手よりそら、花、話しながら登場。
花「やっと掃除終わったわね。綺麗になったじゃない、裏山。」
そら「・・・綺麗なまま、この世界を残していかないと、ブルー達の
住む未来が、大変なことになるだろ・・・?」
花「あの子・・・未来から来た子だったのねぇ・・・。さ、学校へ戻り
ましょう!」
花、上手へ去る。
そら「うん・・・。(行きかけて、立ち止まる。空を見上げて。)
ブルー・・・君の住む未来は、もうこんな風に綺麗な青い空
をしているのかい?僕達の贈り物は届いたんだろうか・・・。
」
そら、歌う。
“未来の空も輝いているかい
僕達の思い
未来へと続いていく
誰でもが守れるもの”
そら「ブルー・・・未来へ残す為に、僕達は今を大切にするんだ
・・・。」
下手より、ブルー登場。
そら、ブルー「二度と出会うことはないけれど・・・」
そら、上手へ去る。
ブルー「過去からの贈り物は確かに受け取ったよ、そら・・・」
その時、上から何かヒラリと落ちてくるのに
気付くブルー。
ゆっくり上を見上げ、手のひらにそれを受ける。
※3
ブルー「さくら・・・?これが桜の花・・・?(回りを見回す。)」
青々としていた気に、桜の花が咲き誇り、
辺り一面、ピンク色で覆われる。
ブルー「ピンク色だ・・・!!そらが言ってたように、本当にピンク
一色だ!!綺麗だなー・・・!!」
ブルー歌う。
“ああ 僕らの世界は残してくれたもの
未来へと続く 贈り物”
(桜の花びらがヒラヒラ舞う中)
※4
――――― 幕 ―――――
※ 脚本では、紗幕前で博士とロボ太のお芝居の後、紗幕が
開いて研究室に変わるようですが、先の写真では、誰も登場
していない状態で、研究室に変わっているので、どこか、もう
少し手前で紗幕は開いているのでしょうね(^^)
※1、はい、写真のお花、タンポポでないだけでなく・・・枯れて
もいません^^;枯れてる造花なんて・・・売ってないですよね
~(>_<)一応、お花の首を倒して・・・“枯れた”を表現して
おります^^;
※2、この場面、自分一人でお花が頭を持ち上げて欲しかった
んですけどね~・・・(^_^;)どうしても方法が思い浮かばず、
仕方なく、団員が手で頭を持ち上げています(>_<)
1枚前の背景と、窓の外の色が違うの分かりますか~?
空が綺麗になったの図・・・です^^;
窓の部分だけ、2枚重ねになっていて、後ろのグレーを下
から引き抜いています(^^)v
※3、真ん中辺り、何となく1枚・・・落ちてきている物、分かり
ますか~?
右の方の“桜の木”は、ちょっと先走って登場しています^^;
※4、花びらを、思いっきり沢山飛ばしたくて、学校のデッカイ
扇風機をお借りして、横から風を送っています(^^)
お陰で、終演後のお掃除・・・大変でした・・・(^_^;)
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