2012年2月18日土曜日

“花の妖精ティンクルの小さな冒険” ―全3場― 完結編


 後ろの背景・・・大変なことになってきました!!・・・の1枚です^^;
 この時、私はティンクルちゃんとピコを1人で持っていて、自分の
 ことで精一杯だった為、後ろの様子にはあまり気付くことができませ
 んでした(;_;)・・・が、みんな、自分たちの出来る範囲で、頑張って
 くれているんだ・・・と分かり、なんとも心強いメンバーたちに、ホント
 嬉しい気持ち一杯の私です・・・♥

 余談ですが・・・私はこのまま、“少年”くんが去るまで、2体持ちを
 しています^^;
 もう一つ余談ですが・・・取れ掛けの背景の後ろに、チラッと見えて
 いるのは、春公演3本立ての2本目“音の妖精ティンクル・・・”の
 最初の背景です(^^♪


   
                                  どら。



 ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ 
                 

    
       その時、一際大きなカミナリが落ちた音。

  ティンクル「キャーッ!!」
  少年「わあっ!!」

       3人、恐る恐る回りを見回す。

  大王の声「誰だー!!私の屋敷で、大騒ぎしているのは!!」

  ティンクル「キャーッ!!」
  ピコ「ティンクルー!!」

       ティンクル、ピコ、端の方で方を寄せ合って、ガタガタ
       震えている。   (上の写真。)

  少年「な・・・何・・・?」

  大王の声「何百年も静かに眠っていたのに、おまえたちのせいで
         目が覚めてしまったではないか・・・!!」

  少年「な・・・何百年も眠っていた・・・?」

       その時、フワフワ浮かぶ、布が現れる。 ※
 
  少年「わ・・・わ・・・わあーっ!!出たーっ!!本物のお化けだ
      -っ!!ごめんなさい!!ごめんなさーい!!」
  
  大王の声「もう二度と、ここで悪いことをしたら許さんぞーっ!!」

  少年「はーいっ!!」

       少年、杖を放り出して、下手へ走り去る。
       入れ代るように、大王、上手より登場。


  



  大王「(震えている2人の側へ。)ティンクル・・・」
  ティンクル「ごめんなさい!!ごめんなさい!!」
  ピコ「煩くしてごめんなさい!!」
  大王「ティンクル。(ティンクルの肩に、手を掛ける。)ティンクル
      !」
  ティンクル「キャーッ!!」
  大王「私だ!」
  ティンクル「・・・え・・・?」
  大王「私だよ、ティンクル・・・!」


  


  ティンクル「・・・私?(チラッと見る。)大王様・・・大王様!!来て
         くれたのね!!」
  大王「全く・・・私の言うことを聞かずに、勝手なことばかりするか
      ら、こんな目に遭うのだぞ。」
  ティンクル「・・・ごめんなさい・・・」
  大王「さぁ、妖精の国へ帰るぞ。二度とおまえは、地上へ来ること
      は許さんからな!」
  ティンクル「大王様!」
  大王「行くぞ!」

       大王、上手へ去る。

  ――――― 第 3 場 ―――――

       音楽流れる。

  ピコ「ティンクル!また会える・・・?」
  ティンクル「ええ・・・多分・・・」
  ピコ「僕のせいで、もう地上には来れないの?」
  ティンクル「ううん、違うわ!この場所にいなくても、私はいつでも
         あなたのことを見てるわ!」
  ピコ「ティンクル・・・」
  ティンクル「いつでもあなたの側にいる!花の咲く場所で・・・。
         だから、そんな顔しないで!」

       ティンクル歌う。

       “また会いましょう2人
        この地上で再び
        奇跡のような出会い
        力を合わせた”

  ティンクル「ピコ・・・一緒に杖を取り返しに来てくれて、ありがとう
         !」
  ピコ「僕の方こそ、薬草の為に・・・ありがとう!」
  ティンクル「さよなら!」
  ピコ「さよなら!」  
    

  

   
       2人歌う。

       “また会いましょう”

  ピコ「また遊びに来てね!」
  ティンクル「勿論よ!!」

       2人歌う。

       “この地上で”

  大王の声「ティンクル・・・」
  
  ティンクル「大王様・・・?」

  大王の声「おまえが、友達の為にしたことに免じて、たまには
         地上に行くことを許そう・・・」

  ティンクル「大王様!!」

       ティンクル杖を振ると、辺り一面、色とりどりの
       花畑に変わる。


  



                音楽盛り上がり。



            ――――― 幕 ―――――












  ※ 本当は釣り竿のようなものに、布などをぶら下げて、
    表現しようと思っていたのですが、公演ではなぜか・・・
    ポン吉っつぁんの時の“番人”さんを使用しています^^;    

    この“ポン吉”くんの、練習中の呼び名は“ポンきっつぁん”
    でした(^_^;)


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       おまけフォト(^^)
    
   (左より)トマトちゃん・リンゴちゃん・ただのイチゴ^^;

    少し時間があったので、作ってみました~(^^)v








   http://milky.geocities.jp/little_pine2012/performance.html

         http://blog.goo.ne.jp/ritorupain2005

       http://blogs.yahoo.co.jp/dorapontaaponta

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