2012年2月7日火曜日
“ピンクのももちゃん―ももちゃんとサメのおじさん―” ―全8場― 完結編
――――― 第 7 場 ―――――
上手よりサメ1、2登場。
下手よりサメ吉先生登場。
サメ1「遅かったじゃないか。」
サメ吉先生「約束は守った・・・。チビすけ達に手は出さないで
くれ・・・。」
サメ1「チビすけ・・・?ああ、あのピンク色か・・・。まぁ、いいだ
ろう・・・。さぁ、おまえの言う、絶好のエサ場に案内して
もらおうか。」
サメ吉先生「・・・分かった・・・。」
ももの声「サメのおじさーん!!」
サメ吉先生「・・・チビすけ・・・?」
ももの声「サメのおじさーん!!待ってーっ!!」
下手より、もも登場。
サメ吉先生「チビすけ!!何しに来たんだ!!」
もも「サメのおじさん!!今日も一緒に遊んでくれるって約束
したじゃない!!」
サメ吉先生「・・・そ・・・それはそうだが・・・」
もも「だから迎えに来たわ!!」
サメ1「これはこれは・・・。おいサメ吉、おまえの意思に反して
このピンクちゃんは、俺達にどうしても食べてもらいたい
ようだな。(笑う。)」
サメ吉先生「な・・・何言ってんだ・・・!!」
サメ2「・・・見れば見る程、美味そうだなぁ・・・。」
サメ吉先生「やめろ!!」
先生の声「ももちゃーん!!」
上手より先生、小魚達登場。
もも「あ!先生ー!!」
先生「早く、サメ先生とこっちへいらっしゃい!!」
もも「はーい!!サメのおじさん!!早くみんなの所へ行きま
しょう!!」
小魚達「サメ吉先生ー!!」
サメ吉先生「みんな・・・」
もも「早く!!(サメ吉のヒレを引っ張る。)」
サメ吉先生「チビすけ・・・」
サメ1「おいおい!!そりゃあないだろ?サメ吉は今から、俺
達と一緒に・・・」
もも「(チラッとサメ1、2を見て。)イーッ!!」
サメ1「なっ・・・!!何てチビ魚だ!!おまえなんか、ひと飲
みにしてやる!!向こうの小魚達も、みんなまとめて
食ってやる!!」
サメ吉先生「や・・・やめてくれ!!」
音楽流れる。
小魚達「キャーッ!!」
サメ1「待ちやがれっ!!」
小魚達「キャーッ!!」
サメ吉先生「みんなっ!!」
サメ2「大人しくエサになりやがれっ!!」
小魚達「キャーッ!!」
サメ吉先生「やめろ・・・やめろーっ!!」
小魚達「キャーッ!!」
もも「あら・・・?あれは何かしら・・・」
サメ2「待て・・・!!」
もも「ね!!おじさん達!あれを見て!!」
サメ1「・・・ん・・・?」
サメ2「あ・・・?」
サメ1、2「漁船だーっ!!」
サメ1「大変だ!!あの網に捕まったら、一貫の終わりだ!!」
サメ2「早く逃げないと・・・!!」
サメ1「あ・・・わあーっ!!」
サメ2「あ・・・兄貴ーっ!!」
サメ1、2「わあーっ!!助けて・・・助けてくれーっ!!」
サメ1、2、網に捕まる。
人間の声「サメがかかってるぜーっ!!それも2匹だー!!」
――――― 第 8 場 ―――――
音楽流れる。
サメ吉先生「チビすけ・・・おまえ達も・・・何て危ない真似をする
んだ・・・。」
もも「だって、サメのおじさんがいなくなったら困るもの・・・。」
先生「そうですわ。サメ吉先生は、もう子ども達の立派な先生
ですもの。ね、タコ先生。」
タコ先生「そうねぇ・・・。」
もも歌う。
“お願い側にいて いつも
私達のこと見守っていて欲しい
行かないでね どこへも・・・”
サメ吉先生「チビすけ・・・ああ・・・勿論さ!!」
音楽変わる。
全員で歌う。
“誰もが思う 素敵な海の
優しい仲間と過ごす日々
明るい笑顔 途切れることなく
誰もが幸せ 願い続けよう”
もも「また会いましょうねー!!」
音楽盛り上がり
――――― 幕 ―――――
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