2012年2月20日月曜日
“ルルゥの一番大切なお友達” ―全6場― 2
おもちゃの国。
ちょうど後ろを歩いているトランプ達のお顔に、影の帯が
できてしまってて、見えにくいですね~・・・(>_<)
このトランプくん達は、足が動くようになっています(^^)v
この作品は、色々な場所で公演させてもらったので、先に
紹介していたのと、違う場所での公演ビデオから、写真に
してみました~(^^)v
確か・・・区役所で行われた、お祭りのような催し物に呼んで
頂いた・・・と記憶しております。
大ホールの一角をお借りして、舞台を組み立てた為、ライト
がなく、公演先の方が考えて、写真のように全面に何台か
のライトをセットして下さいました
こうやって、公演先々では、色々な方達の協力を得て、
初めて成り立つ私達です。ホント、毎回みなさんには感謝の
気持ちで一杯です♥
どら。
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――――― 第 3 場 ―――――
場面変わって、トランプの国。(音楽流れる。)
トランプ達、行進して行く。(上手から下手へ。)
コーラス“ここはトランプの国
人々が楽しむ為にある
色んなゲームで皆が騒ぐ
それが僕らのあり方です”
下手より、トランプ、続いてポン吉、ルルゥ、走りながら
登場。
トランプ「早く!!早く来て!!(上手方に置いてある箱を、
指差し。)ここだよ!!この中にジョーカーが、クィーン
と閉じこもってしまったんだ!!」
ポン吉「全く・・・一体何があって、こんな中に・・・」
ルルゥ「へぇ・・・ここがトランプの国?」
ポン吉「うん。」
ルルゥ「全部、紙なのね。(珍しそうに、回りを見回す。)
わぁー・・。」
トランプ「ねぇ・・・そんなことより早く・・・」
ルルゥ「私、トランプって好きよ。それだけあれば、色々な遊びが
できるもの!」
ポン吉「うん、僕も好きだよ!」
トランプ達、行進して行く。(下手から上手へ。)
コーラス“ここはトランプの国
人々が楽しむ為にある
色んなゲームで皆が騒ぐ
それが僕らのあり方です”
トランプ「ねぇ、ポン吉!!」
ポン吉「わあっ!!分かってるよ・・・!(焦って。)」
ルルゥ「ポン・・・?」
ポン吉「(むせたように咳き込む。)おーい!!ジョーカー!!
出てこいよー!!そんなとこに、ずっと入ってたって
仕方ないだろー!!」
ジョーカー「うるさーい!!いっつも、いっつも僕は1人なんだ!!
僕だけ皆と違うんだ!!子ども達も僕を見たら、
ものすごく嫌な顔をするんだ・・・。同じトランプ同士
なのに、僕だけ・・・僕だけ仲間外れだ!!」
ポン吉「そんなの思い過ごしだよ!!トランプの国の皆は、
いつも一緒で、とても仲がいいじゃないか!!」
ジョーカー「それはジョーカー以外の、他の奴だけだ!!いっつも
いっつも皆は仲良く13枚ずつ、同じグループで楽しそ
うに遊んでる!!僕だけ・・・僕だけいつも独りぼっち
だ!!」
ポン吉「だって・・・それは・・・」
ジョーカー「だから僕はここから出ない!!絶対出ない!!」
ポン吉「そんなこと言わないで、出ておいでよ!!皆困ってるん
だ!!」
ジョーカー「嫌だ!!」
ルルゥ「あぁあ・・・、もう愚図愚図、煩いなぁ・・・。入れて欲しかっ
たら“入れて”って言えばいいでしょ!?いつも横で、皆
が仲良く遊んでるのを、ただ見てるだけなんて、そんなの
何の解決にもならないわ!!」
音楽流れる。
ルルゥ「それにトランプって、ジョーカーがないとゲームにならない
じゃない。あなたがいないと、私達、楽しめないのよ!!
分かる!?」
ジョーカー「僕がいないと・・・楽しめない・・・?」
ルルゥ「そう!!」
ポン吉「ルルゥ・・・」
ジョーカー、箱からチラッと顔を出す。
ルルゥ、歌う。
ルルゥ“友達になりたいと
素直に言えばいい・・・
簡単なことだわ
気持ちを言うの
初めから あきらめず
口に出せばいい
ただそれだけ言えば
皆仲良しに”
ジョーカー“だけど僕・・・”
ルルゥ“それはなし・・・
まずは声掛けて
手をつないで皆”
ポン吉、ルルゥ“友達だから・・・”(ポン吉、ルルゥ見合う。)
ジョーカー「友達・・・」
ジョーカー、箱から出る。
ジョーカー“僕だって友達だ・・・
本当にそうなの・・・?”
ポン吉“君がいるおかげで
皆 楽しめる”
ルルゥ“本当よ ジョーカーが
ないと遊べない
誰が足りなくても
それは同じこと・・・”
ジョーカー“ありがとう 分かったよ
ごめんなさい 皆”
ジョーカー「クィーン・・・こんな所へ閉じ込めたりして、ごめん
ね・・・(手を差し出す。)」
その手を取り、クィーン箱から出て来る。
クィーン「私達の方こそ、今までジョーカーがそんな気持ちだった
ことも、気付かずに本当にごめんなさい。私達を使って
、子ども達が楽しそうに遊べるのは、皆が揃ってこそ・・・
なのですね。ジョーカー、これからも私達と仲良くして
くれますか・・・?」
ジョーカー「うん・・・ありがとう・・・。」
(左より)ポン吉・ルルゥ・クィーン・ジョーカー
ルルゥ、ポン吉残して、紗幕閉まる。
――――― 第 4 場 ―――――
ポン吉「よかったね!」
ルルゥ「あぁあ・・・余計な寄り道しちゃった。私はぬいぐるみを・・・」
ポン吉「(ルルゥの手を取り。)行こう!!」
音楽流れ、ポン吉歌う。
“おもちゃの国ここは
誰もが楽しめる
君と僕が出会った
奇跡の場所”
ルルゥ「え?」
ポン吉、慌てて首を振る。
歌うポン吉に呼応するように、ルルゥ歌う。
ポン吉“おもちゃの国ここは”
ルルゥ“素敵ね”
ポン吉“皆が楽しめる”
ルルゥ“本当”
ポン吉“君の探すおもちゃも
ある筈だよ”
ルルゥ“だけど見つかるかしら
こんな広い場所の中で・・・”
ポン吉“大丈夫任せて”
ルルゥ“本当”
ポン吉“君の力になる”
ルルゥ“約束”
ポン吉“僕が君の為に
見つけてあげる”
2人“きっとね!!”
2人、上手へ去る。
――――― 第 5 場 ―――――
紗幕開く。と、おもちゃのゴミ箱。
おもちゃのゴミ箱。 ※
音楽流れる。
お化けが飛び回り、不気味な感じ。
下手より、おもちゃのゴミ箱の番人、ゆっくり登場。
歌う。
お化けの声「ゴミ箱の番人のお出ましだー!!」
番人“ここはおもちゃのゴミ箱 誰でも
入るかも知れない
恐ろしいゴミ箱 暗闇”
おもちゃのゴミ箱の番人。 ※2
番人、上手後方へ去る。
上手よりポン吉、ルルゥ、恐る恐る登場。
恐ろしげな場所へとやって来た、ルルゥとポン吉
ですが・・・“犬のぬいぐるみ”は見つかるので
しょうか・・・?それでは“3”へとつづきます・・・。
※ この場面は、ものすごーく大変で、色々と失敗談なども
あります。この頃は、演出に専念する為、私は人形操作には、
キョクリョク加わらず、本番では裏方的なことを主に、やって
おりました。(今では人手足らずで、そう言う訳にもいかず・・・
自分の声は自分で動かす・・・で、頑張っております^^;)
この“オバケ”の失敗は、私の中で、1、2を争うものでした。
※2、この“番人”・・・もう少し大きく作るつもりだったのですが、
出来上がったものは、ルルゥちゃんやポン吉くんと変わらず、
3人で並ぶとなんとも・・・迫力に欠けるのです(>_<)
それに分かるでしょうか・・・?手が可愛いんですよね~
・・・^^;
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